* * 永遠のグリム童話展〜滋賀県近代立美術館 * *
「滋賀県」と聞いただけで、遠い気がして今まで滋賀県立近代美術館には行ったことがありませんでした。
頭から、「遠いから無理」と、除外していたような気がします。
出かけてみたら以外に近くてビックリ!
行きはスムーズに電車に乗ることができたので、豊中の我家から2時間で着きました。
子どもが大きくなり、一緒に出かけることがなくなった昨今・・・
小さい子どもを連れて行きにくかった美術館めぐりがしたいなぁ〜
・・・ということで、滋賀県立近代美術館の「永遠のグリム童話展」に出かけました。
滋賀県立近代美術館はJR京都から琵琶湖線で5つ目の駅・瀬田駅で降り、
バスで10分ほどのところ。
びわこ文化公園の「文化ゾーン」という中にあります。
< 公園の中に入ると緑がいっぱい!
緑のトンネルをしばらく歩きます。
文化ゾーンの中には美術館の他に県立図書館・
県立埋蔵文化センター・茶室・日本庭園・子ども広場・
催し広場等々があります。
日本庭園の池 >
池の向こうに見えるのが美術館
いくら今年が涼しいといえど、公園内を散歩したら汗がダラリ・・・
根性なくて、こども広場まで足をのばすことができませんでした。買った図録や本も重く・・・(^^ゞ
季節のよい時だったら森林浴にもってこいです。
今度は、春か秋にーー きっと、紅葉も綺麗だろうなぁ〜
「永遠のグリム童話展」は、グリム研究の本場・ドイツのカッセルにある「カッセル・グリム兄弟博物館」所蔵
260点の資料による、ドイツ国外でははじめてのグリム童話の世界を紹介する展覧会でした。
グリム兄弟の日記や手紙などの自筆資料や初版本、19世紀当初から現代にいたるまで古今の
グリム童話の挿絵が多数展示されていました。 どれも描写が細かくて美しいものばかりでした。(*o*)
「あかずきん」「ヘンデルとグレーテル」「白雪姫」「灰かぶり」「おおかみと七匹の小やぎ」「いばらひめ」
「かえるの王様」「星の銀貨」・・・グリム童話いくつ知っています?
グリム童話は、なんと200話もあるのです。 そんなにあるとは知らなかった・・・
絵を見ていると、「この話知らないわ」というものや、、お話を忘れてしまったものも。
もう一度ゆっくりと読み直してみたいです。
グリム童話集とグリム兄弟・・・
グリム童話集は、それまで口伝えされてきた昔話などを、兄ヤーコブ・グリムと一つ違いの
弟グィルヘルム・グリムが収集・整理して「子どもと家庭の童話」として書き下ろした童話集です。
兄弟が20代であった1812年に初版が刊行されました。
兄弟はそれまで価値を見出されなかった昔話を初めて学問的に扱い、以後の民話研究の基礎を築きました。
グリム兄弟は、ナポレオン占領下及びその後のドイツ国家のもとを作った政治家としても活躍し、
法律学から言語学まで幅広い分野で認められた学者でもありました。