可愛らしい小さな花、でも名前は可愛そうに、ヘクソカズラ(^_^;
一般的に、人間目線から雑草と呼ばれる植物です。
ハーブ類を12号鉢に寄せ植えにしているんですが、その中から何やらつる植物が生えてきた! 邪魔なのでちょこちょこ剪定していました。なぜ抜かずに切っていただけかというと、気が付いた時には根が張ってしまっていて完全には抜けなかったのです。
今から思えばいつの頃だったのでしょう???
3年は経つと思います。
始めは勢いが弱くて、ほんの少しだけ蔓が伸びただけでした。蕾が付く前に切ってしまうため、花を見たことはありませんでした。
わたしは、勝手にヒルガオだと思っていたのです。
今年は株が充実したのでしょうか?
蔓が勢い良く伸び出してきていつの間にか蕾が付きそうだったので、初めて花を見てみようかと、そのまま育てることにしました。
蕾が付いてくるとー
あれぇ~ これヒルガオじゃないな!と!!
白い小さな蕾がたくさん付いてきました。
花が咲いて、ヘクソカズラだと判明しました!!
でも、可愛い花~** って、しばらく見ていたのですが、葉の茂り方が尋常ではなくなってきました(><)
この写真は、お隣に置いていたフェイジョアの枝に登っていっているところなのですが、フェイジョアの葉に覆いかぶさって完全に乗っ取っています。
とっても密に葉が付く植物なのです! 他方向に伸びた蔓も、違う植物の上を覆いかぶさるように茂ってきたので切ってしまいました。
この写真はスペアミントの上に茂るヘクソカズラ。
写っている緑の葉は、ほとんどヘクソカズラのもの。旺盛に茂っていることが分かります。切っているだけなのでまた旺盛に新芽が出てきています。
以前抜いたこともあるけど、なくならなかったのを思い出します。抜いたつもりなのですが、ハーブたちも旺盛に根を張っているので、千切れただけで根が残っていたのですね。
このヘクソカズラという名前、臭い匂いがするので付いたそうですが、確かに個性的な匂いはしますが、わたしとしては、まあ、これぐらいだったら、他にもあるんじゃない?っていうぐらいの香りです。
この臭い香りと共に、旺盛に他のものを覆い隠す勢いが、憎たらしさを込めて付けられたのでは?と、葉の茂り方を見て想像してしまいました。
昔のお百姓さんが、雨でも降って、2、3日畑に行けなくて行ってみたら、農作物がこの植物で覆われて・・・とか。
可愛い実も実るようです。どんな実が実るか検索したところ、これがなかなか可愛い!!
でも、まあ、ウチではちゃんと他の鉢に分けて育てなくてはね。
ご近所の空き地の縁に生えているので、観察したいと思います。
う~ん、実る前に刈られちゃうかな?!