１５．香りののれん・エッグポマンダー

作り方は簡単です。
まず、ガーゼを用意します。３０ｃｍ幅の物を薬局で売っています。
それを、６０ｃｍに３枚切り、上から３ミリほど重ねて約２０ｃｍ縫い合わせます。
縫い合わせた一番端を、のれんをかける棒の太さに合わせて輪にして縫います。
これで本体のでき上がり
ガーゼの３０ｃｍの幅を利用するので始末なし！です。

次にポケットをつけます。
ガーゼの端がポケット口になるように、正方形や長方形の布を裁ちます。
４ｃｍ～８ｃｍぐらい。縫い代１ｃｍ。
それをバランスを見て、縫い付けていきます。
１枚に４つ～５つが適当な量かな。

ポケットにハーブを詰めていきます。
わたしが使ったのは、ベランダで育てたハーブをドライにしたものや、お茶用に買った物など。
細かい物ばかりでは面白くないので、ローズマリーは枝ごと、
ゼラニウムは押し花しにして葉っぱの形が見えるように入れてみました。
料理用の月桂樹の葉もそのまま入れています。

エッグポマンダーの作り方

たまごの中身を出し、綺麗に洗って十分に乾かします。
たまごの中身の出し方は、針を使って直径２ｃｍぐらいの円を針で
点々と刺していきます。裏側から針で刺してその円を押すと殻が
割れて中身が出てきます。

針でてっぺんに穴を空け、約２０ｃｍの木綿糸・麻糸・毛糸などを輪にして穴に通して結びます。
（この時ピンセットがあるとやりやすい）
はずれないように結び目をボンドで留めます。

ポプリをたっぷり入れ、穴の大きさより１ｃｍほど大きく切ったメッシュオーガンジーを貼ります。
オーガンジーがなかったので、ガーゼで代用。ちょっと見栄えが悪いかも・だけど・・十分いけました！
レ－スの余り布などでも綺麗かもね。

写真の左と中央はあまり布をピンキングはさみで１．３ｃｍぐらいの正方形に切ってボンドで貼り付けてあります。
ポプリが香るようにオーガンジーの部分はふさがないように貼ります。

写真右は中細の余り毛糸をぐるぐると巻きながらポンドで貼り付けてあります。

ボンドはそのまま使ってもＯ・Ｋだけど、濃度が高すぎてネバネバして貼りにくいです。
でんぷんのり　１０　：　ボンド　1　：　水　３　の分量で薄めて、筆で塗っていくと手にもつかず貼りやすいです。

ポブリはハーブ単品でももちろん使えますがブレンドすると香りに深みが増し、柔らかくやさしくなります。
比較的手に入りやすく、防虫効果のある組み合わせを紹介します。

タイム１/２＋グローブ１＋ローズマリー１＋ラベンダー１　　深みのあるオリエンタルな香り　衣服の防虫・虫除け

タイム１＋ペパーミント１＋グローブ１/２　　爽快でスパイシーな香り　さまざまに使えますが、得に衣服の防虫

レモングラス１＋ペパーミント1＋レモンバーベナ１　（ペパーミントオイル１～２滴）
　　　　　　　　　　　　　　　レモンとミントで爽快感いっぱい。オイルを加えるとより爽快感が増して、虫除け効果も増します。

ローズマリー１＋ラベンダー１　（ラベンダーオイル１～２滴）　　すっきりとした爽快感の中にほのかな甘さが。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くせのない香りでキッチンの虫除け・衣類の防虫・蚊よけなど全般的に使えます。

ラベンダー１＋ローズ３/４　（ラベンダーオイル１～２滴）　　甘く爽やかな花の香り。香りや虫除けとともに色も楽しみたい
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ポプリ。クローゼットに掛けて衣服に香りをうつしてもステキ。　

今回、わたしはベランダで育ったハーブをドライにしていろいろブレンドしてみました（*^ｏ＾*）

わたしは匂いがキツイのは苦手なので、部屋に入った瞬間や、棚を開けた時に「微かに香っているな」
っていうぐらいがちょうどいい。
手作りポプリはちょうどよいやさしさです。
　　

オイルを加える場合は保留剤（オリスルート）をビニールの小袋に入れ、そこにオイルをたらしよくしみ込ませます。
蓋のできる瓶にオイルをしみ込ませた保留剤とハーブを入れ、軽くかき混ぜ、冷暗所で２～３週間熟成させて使います。