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* * ベランダガーデンの訪問者 * *
     〜バタフライガーデン〜

わたしの小さなベランダに小さな訪問者がー
今の住居は8階です。 
まわりに大きな木もなく、「よくこんな所まで飛んできてくれたね。」という気持ちになります。

いつもベランダを見ているわけでもありませんが
わたしのベランダには、花が多い春よりも秋に蝶が来てくれることが
多いように思います。

でもね・・・毎年、 「蝶が来てくれた!」と喜んでいると
後にちゃんと置き土産をしていってくれます。
卵を産んでいくのです。
それから食欲旺盛な彼らはバリバリむしゃむしゃ・・・・(ーー;

大きな庭ならいざ知らずー 
小さなベランダではたくさん花が植えてあるといっても小さな株だと丸裸(^^;
さすがに心穏やかではいられません。

〈 ツマグロヒョウモン 〉でしょうか?
蝶の種類に詳しくないもので・・・
知っている方教えてください!

花の受粉を助けてくれている蝶。 花が美しいのも蝶や蜂をひきつける為。
そういう気持ちになるっていうのも寂しいかな・・・と、思ってしまいました。
そこで、バタフライガーデンのお勉強ーーー

* バタフライガーデンとは? * * *
蝶を庭に呼ぶことで心の安らぎを得、蝶が集まる庭作りをする事で
自然を回復しようというガーデンスタイルは、30年前にイギリスで
始まりました。
現在ではアメリカを中心に蝶を呼ぶ庭造りをしている人がたくさんいます。
そういった人達をバタフライ・ガーデナーと呼びます。

日本には250種類近くの蝶が住んでいます。
都会でも30種類ほどの蝶が住んでいるそうです。 マンションでは10階くらいまでなら飛来します。

蝶の幼虫は園芸家の目の敵にされますが、何でもかんでも食べることはなく
決まった植物の葉だけを食べます。
アゲハはミカンやサンショウなどの柑橘類を好みます。
バタフライガーデンでは柑橘類をアゲハの餌として割り切って植えるそうです。
一番よいのは生垣にカラタチを植える方法です。カラタチはミカンの仲間ですが
食べられても汚らしくならず、いつもアゲハやクロアゲハがやってきます。

モンシロチョウといえば、キャベツについた幼虫!
でも、幼虫がいたキャベツは農薬が少ないともいえます。
モンシロチョウの幼虫が食べるのは外葉です。中身を食べるのは蛾の幼虫です。

* 蝶が好む花 * * *
蝶によって好む花の種類や色は違いますが、もっとも好まれる花の色はあまり濃くない紫色です。
小さな花がたくさん集まって咲く花は蜜が多いので得に好まれます。
改良が進んだ花や八重の花は蜜を出さないものが多く、原種に近いシンプルな花の方が蝶は喜びます。

ベランダガーデンで植えやすい花でいうとー
ランタナ・サンタンカ・キバナコスモス・ブルーサルビア・ヒャクニチソウ・ブッドレア・ムラサキハナナ・
オレガノ・野菊など

タイムを食べて蛹になった子を発見!
虫かごに入れておいてみました。
数日後、机の上に置いた虫かごからパタパタと音がー
イチモンジセセリが羽化していました(*^o^*)v
  


2002.10.15

蝶は色を識別できます。カラフルな庭にひかれてやってきます。
ベランダでは遠くから見て緑が目立つようにするのが蝶を呼ぶコツです。

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